秋の玄関インテリアをコーディネートするときのポイントは、秋らしい植物を取り入れること、温もりや落ち着きを感じさせるカラー・素材選びなどです。模様替えの機会に、DIYで玄関飾りを作ってみるのも良いでしょう。
このコラムでは、秋の玄関インテリアをテーマに、おすすめのカラーや素材、季節を感じる簡単DIYアイデアを紹介していきます。
黒板塗料で秋色に塗る|壁塗装やウェルカムボード
DIY初心者の方におすすめなのが、黒板塗料を使った模様替えです。壁を塗装したり秋のウェルカムボードを作成したりすれば、チョークで季節のイラストやメッセージが描けます。玄関全体を大幅にイメージチェンジしたいときは、壁塗装や塗り替えを検討してみましょう。秋の壁塗装や黒板におすすめのカラー

秋らしいカラーとして一般的なのは、ブラウンやベージュ、ボルドー、くすみカラー(グレージュ、オリーブ、スモーキーピンクなど)です。特に、ブラウンやベージュ、オリーブなどはアースカラーと呼ばれる自然を連想させる色で、落ち着きのある印象になります。一方、温もりや明るさをもたらすにはイエロー系の方がより適しています。
大人っぽく高級感のある雰囲気にしたい場合はブラウン系を、温かみがあり親しみやすい雰囲気にしたい場合は黄色などの暖色系を取り入れるのがおすすめです。
ただし、壁を一色で塗る必要はないため、アクセントカラーを取り入れ、両方の色を採用する方法もあります。
ウェルカムボードを簡単DIY作成する方法

秋のウェルカムボードは、材料を揃えればDIYでも簡単に作成できます。ウェルカムボード作りに最低限必要なものは以下の5つです。
・黒板塗料(チョークボードペイント)
・ボード(木や鉄の板)
・サンドペーパー
・下塗り剤(プライマー、シーラー)
・ローラー、刷毛
黒板塗料にはさまざまな種類がありますが、臭いや化学物質の放散を抑えたい場合は「水性塗料」か「オーガニックペイント」がおすすめです。オーガニックペイントは臭いがほとんどなく、VOC(揮発性有機化合物)などの有害物質を含まない塗料なので、子どもがいる家庭や頻繁に来客がある家でも安心して使用できます。
また、黒板の土台となる板は、塗料に適応するものであれば基本的にどんな素材でもOKです。ホームセンターなどで入手できるMDFや、100円ショップに売られているまな板もウェルカムボードにできます。
壁やウェルカムボードを秋らしく飾る
作成したウェルカムボードを秋の玄関インテリアに活用するアイデアをいくつか紹介します。・「Hello Autumn」など、秋らしいメッセージを添える
・黒板のそばに秋の花を飾る
・乾燥させた紅葉や落ち葉を貼り付ける
・松ぼっくりや木の実、小枝をワンポイントとして添える
花や植物、落ち葉は本物だけでなく造花・フェイク素材を使うこともできます。自然な風合いを優先するなら本物を、長期間飾ることを想定するのであればフェイク素材を、といった使い分けをしましょう。
秋の植物を飾る|ドライフラワーや落ち葉のディスプレイ

生花や落ち葉を飾る簡単なディスプレイ
秋の花を生けた花瓶や、落ち葉・どんぐりを入れたジュートバスケットを置くだけでも、玄関に秋の彩りを添えられます。公園などで採取した木の実や、花屋で購入した切り花をディスプレイに取り入れれば、手間をかけずに自然素材ならではの風合いを楽しむことが可能です。
|
花の種類 |
インテリアでの活用方法・特徴 |
|
コスモス |
白やピンクなど可愛らしい色が多く、可憐な印象に。秋らしさと軽やかな雰囲気を両立させるのに向いている。 |
|
チョコレートコスモス |
深みのある黒紫色が特徴的で、シックな雰囲気に。ブラウンやベージュなど秋カラーとの相性も良い。 |
|
菊 |
黄色やオレンジ、ボルドーなどの色で温かみのある雰囲気に。比較的長持ちする。 |
|
ケイトウ |
ニワトリのトサカに例えられる独特の形状で、一輪でもアクセントになる。個性的でおしゃれな印象に。 |
|
バラ |
深みのある赤やくすみピンクなどを選ぶと、落ち着いた印象になり、秋のインテリアに馴染みやすい。 |
|
パンパスグラス |
ススキに似たふわふわとした大きな穂が特徴的で、秋らしい印象に。ジュートバスケットや木製家具との相性も良い。 |
切り花とあわせて、シードポッドやドライフルーツを飾るのも季節の演出に向いています。
DIYで作るドライフラワー

1.下準備をする
新鮮な花を用意したら、茎の先端をカットして余分な葉や枝を取り除きます。
2.束にして吊るす
3〜5本ずつ束にし、輪ゴムなどで留めてから逆さに吊るします。日陰・風通しの良い場所を選びましょう。
3.1週間以上乾燥させる
花全体が乾燥するまで、1〜3週間程度です。花瓶やバスケットに飾って楽しむことができますが、吊るしたままでもOKです。
鮮やかな色のドライフラワーに仕上げる方法もあります。 花の茎を2㎝ほど残して切り、密閉できる容器に「シリカゲル」を詰め込み、そこに花を並べて1週間程度乾燥させれば完成です。
バラやラベンダー、千日紅など水分の少ない花は初心者でも綺麗に仕上げやすいです。
華やかな秋の飾り|木の実やドライフラワーで作るリース

生花やプリザーブドフラワー、ドライフラワーなどを使用したフラワーリースは、以下の場所で購入できます。
・フラワーリース専門店
・花屋(フラワーショップ)
・雑貨店、インテリアショップ
・手芸専門店
・100円ショップ
・上記のオンラインショップや総合通販サイト
上記のように、実店舗やオンラインストアで手軽に購入できます。しかし、せっかく玄関の模様替えをするなら、リースも手作りしてみたくありませんか?
DIYで作る落ち葉や松ぼっくりのリース
身近な場所にある落ち葉や松ぼっくりを使って、リースを作ることができます。まずは、必要なものを用意しましょう。・ニッパー
・ペンチ
・リースにする素材(落ち葉、松ぼっくりなど)
・針金やワイヤー
・グルーガン(ボンドで代用可)
・吊り下げる紐(リボンが一般的)
リース作りが初めての人は、針金やワイヤーを使うと扱いやすいと思います。細かい部分まで素材にこだわりたい場合は、ツルや麻の紐などを使うとナチュラルな印象がより強調できます。
以下は、作り方の手順です。
1.作りたいリースの大きさ+10㎝で針金をカットします。
2.針金を中央で半分に折り、その先端をねじって、小さな輪っかができるように固定します。
3.松ぼっくりの端の方に針金を巻きつけ、左右の針金を交差させてしっかりと固定します。
4.残りの松ぼっくりも同じように固定していき、最後は余った針金をねじって閉じます。
5.~4まででできたものを輪っか状にして、針金の先端同士をペンチでねじって固定し、4の針金の先端は危ないのでカットしておきます。
6.ボンドやグルーガンで、葉っぱやコットンフラワー、ドライフルーツなどを付けていき、吊り下げ用のリボンを通したら完成です。
DIYで作るドライフラワーリース

土台にワイヤーや麻紐などを巻き付けて吊るす部分を作れば、あとは自由な発想でドライフラワーを貼っていくだけ!ボンドやグルーガンを使って接着していきます。
ドライフラワーを貼り付けるときは、種類ごとに分けて大きいものから順に接着していくとバランスを整えやすくなります。小さいパーツや茎の細い花などは、土台や先に付けたパーツの隙間に差し込む形で付けていくのがポイントです。
まとめ|DIYで秋の飾り付けを作り、季節感を演出しましょう
秋の玄関インテリアは、色の組み合わせやモチーフの選び方などでさまざまな雰囲気に変えられます。例えば、ハロウィンの時期であればミニパンプキンやフクロウなどをモチーフにした黒板アートや小物を取り入れるとイベント気分が高まります。
一方、和紙やちりめん細工をウェルカムボードやDIYの素材に用いれば、和風の玄関インテリアを楽しむこともできます。
アイデア次第で和風にも洋風にもアレンジできるので、好みのテイストに合わせて素材やモチーフを選びましょう。

WEBライター 原野 光佳(はらの るか)
WEBライターとして、さまざまなジャンルの記事を執筆しています。インテリアデザインやおしゃれな家具・雑貨、色の持つ効果などに関して勉強中です。化粧品や食品などもオーガニックを好んでおり、ユーザー目線でオーガニックペイントの魅力を伝えていきます!
