黒板ペイントで毎年使える飾りをDIY!ハロウィンカラーの作り方も解説

記事 オーガニックペイントサポーター 原野 光佳

監修 シックハウス診断士 加納亜由美

ハロウィンの飾りをDIYで作るなら、オレンジや紫、黒などの「ハロウィンカラー」を選びたいですよね。黒板ペイント(黒板塗料)を使えば、毎年使えるオリジナルのハロウィン飾りを作ることが可能です。

一方、市販の塗料ではイメージに合う色が見つからないと感じることもあるのではないでしょうか。そんなときは、黒板ペイントを自分で混ぜ合わせて、自分好みのハロウィンカラーを作る方法もあります。

このコラムでは、代表的なハロウィンカラーの種類と意味を紹介するとともに、ハロウィンカラーの調色方法や、毎年使える飾りのDIYアイデアを解説します。

代表的なハロウィンカラーは?色の意味や定番モチーフ

ハロウィンカラーというと、オレンジ・紫・黒などを思い浮かべる人は多いと思います。 実は、それぞれの色には意味があるんです。まずは、色の意味や定番モチーフを確認していきましょう。

オレンジ

オレンジといえばかぼちゃを連想させる色です。かぼちゃのほかに、「豊かな収穫」「太陽の恵み」「生命の象徴」などの意味もあります。オレンジは暖色でもあるため、明るく温かみのある雰囲気を演出するのに向いている色です。

紫

ハロウィンにおける紫は、夜空や夜の月光、魔法などの神秘的な力を意味しています。また、上品さや高貴なイメージを与えます。色相的には暖色と寒色の中間にある「中性色」に位置し、暖色にも寒色にも変化する色です。魔女や魔法のモチーフに使用されます。

黒

黒は、夜や暗闇を連想させる色です。コウモリや蜘蛛、黒猫などのモチーフによく使われます。ハロウィンでは「怖さ」「不気味さ」を意味する色です。しかし、一般的には高級感や重厚感、信頼感を与える色で、ネガティブなイメージばかりではありません。

白

ハロウィンにおける白は、おばけや骸骨の色を表現する色です。病院のベッドやシーツ、包帯など医療を連想させるカラーでもあります。もっとも明度の高い色で、調色の際は明度を上げるために使用します。

緑

魔女が作る薬やモンスターを連想させる色です。日本では自然や植物のイメージが強いですが、西洋では毒や怪物などのイメージが持たれています。ハロウィン飾りに加えると、個性的で不思議な印象がプラスできます。
定番のオレンジに、紫や黒などを組み合わせると、上品で大人っぽい印象になりますね。

調色(色合わせ)でハロウィンカラーを作る方法

ハロウィン飾りをDIYする際、黒板ペイント(黒板塗料)などのペンキや絵の具を使用すると、手軽にハロウィンカラーを取り入れられます。市販の塗料の中には、ハロウィンの定番カラーがラインナップされている塗料もありますが、イメージに合う色が見つからない場合もあることでしょう。

「もう少し落ち着いたオレンジにしたい」「紫のトーンを変えたい」など、色合いにこだわりたい方もいるのではないでしょうか。 そんなときは、塗料を混ぜ合わせて色を作る「調色」がおすすめです。

調色とは?

調色は「色合わせ」とも呼ばれており、別々の色を混ぜ合わせて新しい色を作る方法のことです。用意できない色を、手持ちの塗料を使って作りたいときや、イメージとは違う色を好みの色に近づけるときなどに行います。

調色で作れる色の組み合わせは決まっているので、基本を覚えておけば、あとは微調整していくだけ。例えば、黒+白=グレー、赤+緑=茶のような組み合わせです。 「何対何でどっちの色が多い」など、色の割合によっても色味が変わるのが、調色の面白いところです。

調色でオレンジ色を作る方法

調色でオレンジ色を作る方法は、赤と黄色を混ぜるだけのシンプルなものです。基本のオレンジ色は、赤:黄を1:1の割合で混ぜて作ります。

エコスオーガニックペイントを使用した例では、明るく鮮やかな赤(シグナル)と温かみのある濃厚な黄(バターカップ)の組み合わせで、バレンシアオレンジのような明るいオレンジ色が仕上がります。

色味を調整したいときは、赤か黄色のどちらかの割合を増やして、赤寄りのオレンジもしくは黄寄りのオレンジにしていきましょう。一例として、キャロットオレンジやタンジェリンオレンジなどが赤寄りのオレンジに、マンダリンオレンジや山吹色、マリーゴールドなどが黄寄りのオレンジとして挙げられます。

調色で紫色を作る方法

調色で紫色を作るには、赤と青を混ぜ合わせます。美しい紫色に仕上げるには、寒色系の赤(マゼンタ、ローズなど)と暖色系の青(ウルトラマリン、群青など)を組み合わせるのが良いとされています。

まずは1:1で混ぜていき、さらに色味を調整したい場合は、少量ずつどちらかの色を追加していきましょう。青が多いと冷たく暗い紫に、赤が多いと明るい紫になります。
紫をきれいな発色にするポイントは、黄色の顔料を含まない塗料を選ぶことです。寒色系の赤や暖色系の青には黄色の顔料が含まれていないため、これらで調色すると鮮やかな紫色になります。
逆に、黄色の顔料が混ざった塗料を使用すると、濁りのある茶色っぽい紫になってしまうため注意が必要です。

調色でくすみカラーを作る方法

くすみカラーは、ハロウィン飾りを大人っぽく仕上げたいときに向いています。
落ち着いた色合いのオレンジにしたいときは、「くすみオレンジ」も選択肢になります。
くすみオレンジを作る方法は、主に2通りです。

混ぜ合わせる色

色の特徴

オレンジ+少量のグレー

オレンジの彩度を抑えた落ち着いた色合い。レンガ色のようなマットな印象になる。

オレンジ+少量の茶色

赤みや黄みを残した温かみのある色合い。土や枯れ葉のような秋らしいカラーになる。

グレーや茶色の割合が多いとブラウンに近くなるため、ごく少量混ぜるのがおすすめです。
紫の鮮やかさを抑えたいときは、調色で「くすみパープル」を作りましょう。
ベーシックな紫を作る場合は黄色の顔料は避けた方がよいですが、くすみパープルを作りたい場合は、黄みを含んだ塗料を用いるのも一つの手です。

くすみパープルの作り方は主に3通りです。

混ぜ合わせる色

色の特徴

紫+グレー

スモーキーで落ち着いた紫になる。上品で大人っぽい印象。グレーの割合が多いと暗くなりやすいので注意が必要。

紫+黄色

紫の鮮やかさが抑えられた、くすんだ色合い。配合によってはサツマイモのような茶色みを帯びた紫になる。黄色が多いと濁った色になりやすいので注意が必要。

紫+茶色

温かみのある紫になる。

紫と混ぜ合わせる色の割合が多いと、紫の色味が弱まるため、ごく少量加えるのがおすすめです。
塗料の種類や顔料によって仕上がりが異なるため、試し塗りをしながら好みの色に近づけていきましょう。

白や黒を混ぜれば色の明るさを調節できる

塗料の明るさを変えたいときは白か黒の塗料を混ぜ合わせます。明度を上げたい時には白を、下げたい時には黒を混ぜます。

例えば、オレンジに白を混ぜればベージュに近い色味になりますし、紫に白を混ぜれば淡いラベンダーカラーになります。
オレンジに黒を混ぜると暗いオレンジになり、深みのあるパンプキンカラーが作れます。紫に黒を混ぜると濃い紫になり、夜の暗闇や怪しげな雰囲気を演出しやすいです。

塗料は、製品によって顔料や展色剤などの成分が異なります。そのため、色の割合だけでなく、使用する塗料の種類(メーカー)も仕上がりの色味に影響を与えることがあります。調色アプリや実際の塗料を使って色の組み合わせを試しながら、お気に入りのハロウィンカラーを見つけていきましょう!

黒板ペイントでハロウィン飾りをDIY!子どもも大人も楽しめるアイデア

ハロウィン飾りで近年人気なのが、黒板ペイント(黒板塗料)を使用した手作り黒板やウェルカムボードです。黒板ペイントを塗ったところはチョークで文字やイラストが自由に描けるため、かぼちゃやおばけなどのモチーフを取り入れた黒板アートもできます。
ここでは、黒板ペイントを使ったハロウィン飾りのDIYアイデアを紹介します。

ハロウィンカラーで作るミニ黒板

ハロウィンカラーの黒板ペイントを木材に塗装すれば、黒板になります。
エコスオーガニックペイントに関しては木材全般に塗装することができます。推奨されているのは、木目が細かく凹凸が少ない木材です。シナベニヤやラワンベニヤにも塗装できますが、MDFがもっとも塗装しやすいため、DIY初心者の方はMDFを選ぶのがおすすめです。

「いきなり大きな黒板はハードルが高い…」というのであれば、まずはA4など小さめの木材に塗装してみましょう。ミニ黒板でもちゃんとチョークで描けるので、ハロウィンの黒板アートにチャレンジできますよ!

かぼちゃをカラフルにペイント

本物のかぼちゃや100円ショップで購入できるかぼちゃのオブジェを、黒板ペイントでカラフルに塗ることもできます。黒板ペイントは緑や黒だけでなく、メーカーごとにさまざまなラインナップがあります。(エコスは25色展開です。)

調色で作ったオレンジや紫はもちろん、ピンクや青、黄色などの黒板ペイントでかぼちゃを塗装すれば、カラフルなオブジェに仕上がります。チョークで顔を描けば、オリジナルのかぼちゃの完成です!シールやグリッターを貼り付けたら、さらに華やかになります。

木でつくるかぼちゃやおばけのガーランド

紙で作るハロウィン飾りは手軽ですが、湿気で傷んだり保管中に折れたりすることがあります。一方、木の板で作れば、紙よりも形を保ちやすく、翌年以降も繰り返し使いやすいです。
木製ガーランドのDIYに必要なものは以下の通りです。

・薄いバルサ材(数ミリ程度の厚み)
・はさみ
・塗装道具(黒板ペイントや刷毛)
・キリ
・紐(タコ糸などでOK)

厚みのある木材だと、切り抜きの際に電動工具が必要になります。一方、バルサ材は薄くて加工しやすいため、子どもやDIY初心者の人でも扱いやすいです。

<ガーランドの作り方>
1.木の板をかぼちゃやおばけの形に切り抜く。
2.キリで穴を開ける。
3.オレンジや紫、黒など、好みの色で塗り分ける。
4.ペンキが乾いたら、チョークで顔を描く。
5.複数のオブジェを紐でつなぐ。

木材は100円ショップやホームセンターで購入できるため、好みの形や加工しやすいサイズのものを選びましょう。

壁の一部を黒板ペイントで塗ってハロウィン仕様に

ハロウィンらしい雰囲気を演出したいなら、壁の一部を黒板ペイントで塗装する方法もあります。黒板ペイントを塗った壁はチョークで文字やイラストを描けるようになるため、ハロウィンが終わった後でもメッセージボードや落書きスペースとして活用できます。

おすすめは、黒・紫・青の3色です。

壁の色

特徴

黒

シックで重厚感のある空間になります。オレンジのかぼちゃや白のおばけが引き立ち、ハロウィンらしい雰囲気になります。

紫

ハロウィンの定番カラーを活かしながら、個性的かつ落ち着いた空間に仕上げられます。

青

夜空のようなファンタジックな空間になります。オレンジや黄色など暖色系との対比が楽しめます。

壁を塗装する際は、巾木や建具との色のバランスも考慮することが大切です。
エコスオーガニックペイントのラピスラズリは、白いチョークが映える鮮やかな青色です。

まとめ|毎年使えるハロウィン飾りを黒板ペイントで作ろう

黒板ペイントを使えば、好きな大きさの黒板やガーランド、オブジェなどさまざまなハロウィン飾りが作成できます。オレンジや紫、黒などのハロウィンカラーを組み合わせたり、好みの色に調色したりして、DIYを楽しめるでしょう。

木製の飾りは、適切に保管することで繰り返し使いやすいのがメリットです。DIYの際は、塗料のにおいや成分、安全性なども確認し、用途や使う場所に合ったものを選びましょう。

WEBライター 原野 光佳(はらの るか)
WEBライターとして、さまざまなジャンルの記事を執筆しています。インテリアデザインやおしゃれな家具・雑貨、色の持つ効果などに関して勉強中です。化粧品や食品などもオーガニックを好んでおり、ユーザー目線でオーガニックペイントの魅力を伝えていきます!

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