おすすめ黒板塗料:初心者でも黒板作成できる

シックハウス診断士 加納亜由美

黒板塗料ってどんなもの?部屋に塗っても大丈夫なの?自分で塗れるの?黒板塗料という言葉は聞いたことあるけど詳しくわからない。。。 教室の中や店舗のメニューなどで黒板は誰でも知っている存在だと思いますが、どこで手に入れるのか気にしたことのない人も多いと思います。 実は黒板は自分で作ることが可能です。 中でも黒板塗料を使って好きなところや場所を黒板にできるのが魅力。アイデア次第でお気に入りの黒板ができるのでDIYで人気もあります。黒板塗料は塗ったところがチョークで書き消しできるようになる機能付きのペンキアイテム。 壁一面や家具などを塗る楽しみ方があります。壁や家具を自由自在に書き消しできる黒板に変身させ、あなたの創造力やアイデアを楽しいインテリアに変身させることが可能。 そこで、この記事では黒板塗料のおすすめ選び方から活用法まで、初心者の方にもわかりやすく解説します。 これを読めば、あなたも黒板塗料マスターに!素敵な空間作りのヒントが満載です。さあ、新しい DIY の世界へ飛び込んでみましょう。

黒板塗料のおすすめ選び方と活用法

黒板塗料とは何か?基本知識と特徴

黒板塗料は、普通の壁や家具をチョークで書き消しできる黒板のように変身させる機能付きの塗料です。 その基本知識と特徴について、詳しく解説していきましょう。
1、定義と種類
2、主な用途と活用シーン
3、一般的な壁紙や塗料との比較

定義と種類

黒板塗料は、チョークで書いたり消したりできる表面を作り出す特殊な塗料です。チョークボードという名称でも見つけることができます。基本的に同じ性質のもので、どちらも塗って」乾いたらチョークで書き消しできます。この塗料を使うと、普通の壁や家具が黒板のように変身します。黒板塗料には、主に水性タイプと油性タイプの2種類があります。水性タイプは、塗りやすく乾きも早いのが特徴です。においも少なく、初心者の方でも扱いやすいでしょう。一方、油性タイプは耐久性に優れています。屋外には油性タイプが主流でしたが、最近は水性タイプでも屋外に使用できる塗料が発売されていますのでそちらが人気です。 また、最近では環境に配慮した低VOC(揮発性有機化合物)タイプの黒板塗料も登場しています。これは、空気中に放出される有害物質が少ない塗料という意味です。また、ゼロVOC(VOCフリー)の黒板塗料もあり、それはVOCの揮発量が極めて少ない、もしくは全く出ない塗料です。塗料の中に含まれる化学物質が心配な方はできるだけVOCが入っていないものをおすすめします。 そのような塗料は特に子どもがいる家庭や、健康に気を使う方におすすめです。

主な用途と活用シーン

黒板塗料の魅力は、その多様な活用方法にあります。 家庭からオフィス、飲食店まで、様々な場所で活躍する便利なアイテムです。 家庭では、キッチンの壁に塗って買い物リストを書いたり、子供部屋で学習用の黒板として使ったりできます。リビングに黒板スペースを作れば、家族のスケジュール管理や伝言板として重宝するでしょう。オフィスでは、会議室の壁に塗ってブレインストーミングのスペースにしたり、プロジェクト管理ボードとして活用したりできます。 飲食店では、メニューボードやウェルカムボードとして使え、季節ごとに描き変えるのは楽しそうです。アイデアを自由に書き込めるので、クリエイティブな環境作りに一役買います。季節ごとのおすすめメニューを手書きで紹介すれば、温かみのある雰囲気が演出できます。 また、DIY好きの方なら、テーブルや棚、ドアなどの家具に塗って、オリジナルの黒板アイテムを作ることもできます。使い方次第で、インテリアのアクセントにもなります。色々な施工例をみてアイデアを引き出してみてください。

一般的な壁紙や塗料との比較

黒板塗料は、一般的な壁紙や塗料とは一味違います。その特徴を比較してみましょう。 最大の違いは、黒板塗料が書いたり消したりできる機能性を持っていることです。普通の壁紙や塗料は、ただ壁を飾るだけ。でも黒板塗料は、壁を「使える」ものに変えてしまいます。塗った後に塗膜ができたらチョークで書いたり消したりを繰り返しても、簡単には傷みません。 チョークを綺麗に拭き取って仕舞えば”ただの壁”となります。黒板といっても最近は黒や緑だけの選択ではありません。白いチョークが映える濃い色の塗料もあればインテリアに馴染むベージュや薄いグレーなどの黒板も作ることができます。色々な塗料メーカーから黒板塗料(チョークボードペイント)は出ています。色見本のサンプルを取り寄せて自分な好きな色の黒板を作ってみましょう。 現在普通のペンキが塗っている壁や壁紙の上から黒板塗料を塗って黒板にする事も可能です。色々な黒板塗料の特徴を確かめて自分に合うものを探してみてください。

黒板塗料を選ぶ際のポイント

黒板塗料を選ぶときは、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。 自分の目的や環境に合った最適な黒板塗料を選びましょう。
以下の項目について、詳しく解説していきます:
1、塗装面積と必要量の計算
2、室内・屋外用の選び方
3、色の種類と選択基準
4、耐久性と耐水性

塗装面積と必要量の計算

黒板塗料を選ぶ際、まず考えるべきは塗装面積です。必要な塗料の量は、塗る面積によって大きく変わってきます。 塗装面積の計算は簡単です。縦の長さ(メートル)と横の長さ(メートル)をかけ算するだけです。
例えば、高さ2メートル、幅3メートルの壁なら、2×3=6平方メートルになります。黒板塗料の缶には 1リットルあたり何平方メートル塗れるかが書いてあります。これを「塗布面積」と呼びます。2回塗りが推奨されることが多いので、計算した面積の2倍の量が必要になります。
また、余裕を持って購入することをおすすめします。塗り残しや失敗を考えて、計算した量より少し多めに買っておくといいでしょう。 このように、必要な塗料の量をしっかり計算しておけば、無駄なく効率的に作業を進められます。

室内・屋外用の選び方

黒板塗料を選ぶ際、使用する場所が室内か屋外かで選び方が変わってきます。室内用と屋外用では、塗料の成分や耐久性が異なるのです。 室内用の黒板塗料は、主に水性タイプが多いです。水性タイプは、塗りやすく乾きも早いのが特徴。においも少なく、換気の悪い室内でも使いやすいでしょう。また、シックハウス症候群の原因となる有害物質の放出も少ないです。 一方、屋外用の黒板塗料は、耐候性に優れる塗料を選ぶと良いでしょう。日光や雨、温度変化に強く、長期間きれいな状態を保てます。屋外用は油性塗料が主流でしたが最近は水性塗料の屋外用も使われるようになりました。油性塗料は匂いがキツく有害物質も含まれているため、子供がいたり化学物質に敏感な方は水性塗料を使いましょう。

色の種類と選択基準

黒板塗料といえば黒!と思う人も多いでしょう。 でも実は、黒板塗料にもさまざまな色があり、インテリアに合わせて選べるんです。 まず、定番の黒です。

クラシックな雰囲気を出したいときや、チョークの文字をはっきり見せたいときに適しています。 濃い緑も人気です。

目に優しく、落ち着いた雰囲気を演出できます。 学校の黒板を思い出させる懐かしさもありますね。 最近では、グレーや濃紺、濃い赤なども登場しています。

これらの色は、モダンなインテリアによく合います。 さらに、チョークボードペイントならもっと幅広い色が選べます。 パステルカラーやビビッドカラーまで、様々な色が揃っています。 色を選ぶ際のポイントは、以下の3つです:
部屋の雰囲気に合うか
チョークの文字が見やすいか
自分の好みに合うか
明るい色を選ぶと、部屋が明るく感じられますが、チョークの文字は見えにくくなります。
逆に濃い色なら、文字ははっきり見えますが、部屋が少し暗く感じるかもしれません。 自分の目的と好みのバランスを考えて、最適な色を選びましょう。

耐久性と耐水性

黒板塗料を選ぶ際、耐久性と耐水性も重要なポイントです。 高品質の黒板塗料なら、何度も書いたり消したりしても長持ちします。 耐久性の高い黒板塗料は、表面が硬く、チョークでこすっても簡単には傷つきません。 屋外で使用する場合は、紫外線や雨風に強い耐候性も必要です。耐水性も大切な要素です。 キッチンや浴室近くなど、水しぶきがかかる可能性のある場所で使用する場合は、特に注意が必要です。 耐水性の高い黒板塗料を選びましょう。 ただし、完全防水ではないので、直接水をかけるのは避けましょう。 製品の説明書やレビューをよく読んで、自分の使用環境に合った耐久性と耐水性を持つ製品を選びましょう。 高品質の黒板塗料は初期費用は高めですが、長く使えるのでコスパは良いです。

まとめ|黒板塗料で理想の空間を作りましょう

黒板塗料を使って、あなたの家やオフィスに新しい命を吹き込みませんか?適切な選び方と塗り方をマスターすることで、誰でも簡単に理想の空間を作ることができます。ぜひ、この機会に黒板塗料を活用して、日常をさらに楽しいものにしましょう。

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