オーガニックペイント開発秘話

化学物質過敏症サポーター 木田順子

ECOS Paintsは1985年に誕生した、40年以上の歴史を持つ塗料ブランドです。 創業者Ian Westによってイギリスで開発された製品をルーツに、 現在はアメリカ・サウスカロライナ州スパータンバーグで製造されています。

この私たちが輸入しているエコスオーガニックペイントは日本ではメジャーなブランドではありません。他にもいろいろな塗料がある中でどうしてこのペイントを販売したいと思ったのか、それはどのようにしてエコスオーガニックペイントが誕生したのかを知っていただだければわかります。ぜひこちらのコラムをお読みください。

エコス開発者の話

エコスはどのように開発されたのでしょうか?
1980年初め頃のイギリスで、シックハウス や化学物質過敏症の症状がある人が増え始めました。
そのような人たちが使える安全な室内用の塗料製品が必要とれされました。
それまでの塗料は、施工後数ヶ月経ってもひどい症状に悩まされる事があったのです。

シックハウスに悩んだ開発者

エコスの創立者がまさにそのような症状に悩まされる一人でした。
イギリス化学者、I. West氏、J. Ashworth氏は全くVOCや溶剤など有害物質の入っていない水性のペイントやニスを4年かけて研究。その後イギリス、アメリカでの耐候性試験2年を経て1989年から本格的な製造、販売が始まりました。
その後も時代と共にスタイルやデザインを変えながら発展してきました。
有害物質や動物製品の使用は一切なく(動物実験を含め)工場からの有害物質もゼロ、化学物質過敏症やアレルギー症状のある方はもちろん、妊婦や乳幼児、ベジタリアンやヴィーガンにも対応している随一の塗料製品です。

口にしても無害な成分

エコスは無害に拘った成分。食品レベル、医療レベルのものを使っているので誤って子供さんが口にしても問題ありません。上の写真は創業者の一人が実際にペンキを舐めてみた時のものです。 (ただし食品として管理しておりませんので意図的に口にしないようにしてください。)

創業以来、エコスが大切にしてきた想いは今も変わりません。 このブランドは、創業以来一貫して、 人と住まいの健康を考えたクリーンでVOCゼロの塗料を開発しています。 毎日の暮らしに、安心して取り入れられるペイントです

アリゾナの強い日差しに耐える耐久性

耐候テストはイギリスだけでなくアメリカのアリゾナ州の強い日差しでも行われています。
一般的な塗料に使われる3倍の顔料を贅沢に使用し発色の良さを実現、さらに強い日差しに当たっても黄変しないオーガニックペイントが完成しました。

日本に輸入している理由

エコスペイントの大きな魅力のひとつは、成分情報をすべて公開している点です。
製品ページには、使用されている成分や各種データシートがきちんと掲載されており、「何が入っている塗料なのか」を自分の目で確認することができます。
このような高い透明性は、塗料業界ではまだ珍しく、エコスが信頼できるブランドだと感じた理由のひとつでした。
化学物質過敏症で他のペンキが使えない方、赤ちゃんや小さな子供に安全でできるだけ害のない塗料を探している方に自信を持ってお勧めできる塗料です。

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