アートのある子供部屋にするには?子供の絵をアートにする方法のアイディア

グリーンエレファント

「子供部屋をおしゃれな雰囲気にしたい!」「アートのある子供部屋にするには?」 毎日長時間過ごす環境は、子供の成長にさまざまな大きな影響を与えます。部屋の内装を工夫して、子供の知的探求心や好奇心を育てたいという親御さんは多いのではないでしょうか。 子供部屋をアートな雰囲気にするには、内壁塗装を行う、インテリアデザインを変えるなどの方法があります。 この記事では、アートのある子供部屋にするメリット、子供の絵をアートにする方法を詳しく解説します。ワクワクするような子供部屋の内装は、お子さんにも喜んでもらえますよ!ぜひ、たくさんのアイディアと可能性を見つけましょう!

アートのある子供部屋にするメリットは?

  1. 子供の想像力や感性を豊かにする

内壁塗装やインテリア、子供の絵を飾るなどアートのある子供部屋にすることには、どんなメリットがあるのでしょうか。

一般的に、女の子は小学校低学年、男の子は小学校高学年といった時期に子供部屋を用意する家庭が多いようです。 小学校低学年の子供においては、善悪の判断に加え、自然や美しいものに感動する心の育成が重要とされています。感動は想像力や感性を豊かにしてくれるため、子供にとっても大人にとっても大切なものです。 五感の中でも視覚が与える影響は大きく、情報の80%は視覚から得ているといわれています。 室内環境が常に感動(ワクワク、ドキドキ)できるものであれば、子供の想像力や感性が育ちやすくなるでしょう。 また、子供自身が絵を描く場合は、「楽しい」という感情から主体性も生まれます。

2、子供の自尊心や自己肯定感を高める

小学校高学年になると、子供は意識的に集団生活を行うようになり、自分を客観的に見つめる機会も増えます。他人との違いを意識し始めると同時に、発育の個人差が大きい時期でもあるため、自信をなくしたり劣等感を持ったりしやすいともいいます。 そんな中、子供が絵や作品の創作に取り組めば、自分の個性を自覚し、「自分らしさ」を大切に思うきっかけになります。さらに、親や兄弟姉妹から褒められることで自己肯定感を高めることが可能です。

子供の絵をアートにする方法のアイディア

アートのある子供部屋にするもっとも簡単な方法が、”子供の絵や作品を飾ること”です。 子供自身に絵を描かせることは、頭の中で思い浮かべる「想像力」と、それを具体的に形にする「創造力」をバランスよく養うことができます。 ここでは、子供の絵をアートにする方法のアイディアをご紹介します。 子供の絵を飾る時、穴を開けないようにしたい場合の参考にもしていただけますよ!

1、マスキングテープや額縁を使う

テープや額縁は、子供の絵を壁に飾るスタンダードな方法です。 大きな絵を壁一面に貼ればインパクトが大きく、子供の目にも留まりやすいです。あらゆる所に絵を飾ることができるため、スペースを有効活用できるのもこの方法のメリットといえます。 一般的なセロハンテープだと、見栄えが悪かったり絵を剥がす時に壁紙(クロス)まで剥がれてしまったりして、あまりアート的ではありませんよね。一方、マスキングテープや和紙テープは見た目がおしゃれな反面、粘着力が弱いため、壁紙が剥がれる心配はありません。 額縁の場合は、子供部屋のインテリアに合わせたデザインを選ぶのがベター。ナチュラル系なら木製、ポップ系なら色つき…というようにイメージを統一すると綺麗にまとまります。 たとえぐちゃぐちゃっとした落書きでも、額縁に入れるだけで一気にアートな雰囲気になりますよ!

ハンガーやクリップで吊るす

絵を長期間飾っておきたい、すぐに剥がれてしまうのを防ぎたいという場合は、ハンガーやクリップで”吊るす”方法がおすすめです。 ハンガーやクリップを使用すれば、季節や気分に応じて簡単に絵を交換することができます。複雑な形の絵や、絵以外の作品(マスコットや折り紙、工作など)も一緒に飾ることができるため、自由にアートが楽しめます。

3、チョークボード(黒板)を作成する

学校でおなじみのチョークボード(黒板)は、子供たちも慣れ親しんでいるため、子供部屋にも取り入れやすいと思います。 チョークボードというと、木やベニヤ板、鋼板などでできた枠付きのものや、カフェで見かけるA型看板を思い浮かべる人は多いかもしれません。 しかし、最近では「チョークボードペイント」を利用したオリジナルの黒板アートが流行しているんですよ! チョークボードペイントとは、塗るだけで黒板になる塗料のことで、別名「黒板塗料」とも呼ばれています。この塗料を使えば、壁や家具などさまざまなものをチョークボードに変えられます。チョークで文字が書けない素材にも、黒板アートを描くことができるんですよ!
◆チョークボードペイントが濡れる素材
・木材
・石膏ボード
・ガラス
・モルタル
・コンクリート
・アクリル
・段ボールなど
シンプルなボードや家具があっという間にアートになり、個性的な空間が生まれます。

チョークボードペイントは、一部分~壁一面まで範囲を自由に決められるため、子供部屋のレイアウトに合わせやすいのも利点です。学校のチョークボードと同じく、消したり書き直したりすることもできるため、子供たちが自由に絵を描けます。 小学校低学年〜高学年の独立した子供部屋だけでなく、未就学児が過ごす部屋にもおすすめです。 チョークボードペイントは水と溶剤を用いた水性塗料なので、油性塗料のような嫌なにおいがありません。さらに、オーガニックチョークボードペイントであれば、有害物質ゼロで子供部屋にも安心して黒板アートを設置できます。

エコスオーガニックペイントは、完全無害で赤ちゃんや妊婦さんにも全く影響がない水性塗料です。 油性塗料にはシンナーなどの有機溶剤が使用されており、アレルギー体質の方は心配が多いと思います。実際、油性塗料で鼻水や咳、喘息、皮膚のかゆみなどの症状が現れる事例は少なくありません。 オーガニックペイントには有機溶剤や一般的な防腐剤・防カビ剤は使用されておらず、赤ちゃんが誤って口に入れても無害です。アレルギー体質の方やシックハウス、化学物質過敏症の方でも安心して使用できます。 水性塗料が塗れる素材であればどこでも塗装できて、簡単にチョークボードにできます。チョークボードで定番のグリーンカラーだけでなく、ブルーやレッド、ホワイトなど色の選択肢が豊富なのも嬉しいところ。その数はなんと25色!子供の好みに合わせられて、個性を尊重できるラインナップになっています。

オーガニックペイントと一緒に使用したいのが炭酸カルシウム製のチョークです。 炭酸カルシウムは食品や歯磨き粉、化粧品にも含まれる成分なので、多少食べてしまっても健康に害を及ぼす危険はないといわれています。子供部屋で絵を描くのに最適なチョークといえます。

オーガニックペイントは子供部屋のリフォームにも最適

子供部屋をもっとおしゃれにしたい!アートのある子供部屋にしたい!という時は、チョークボードペイントを内壁塗装に用いるのも一つの手です。 チョークボードペイントは、一般的な壁(壁紙やモルタル、石膏ボード)に塗装することができます。そのため、思い切って壁全面をチョークボードペイントで塗り、子供部屋自体をキャンバスにしてしまう方法もあります。 チョークボードを落書きに使うも勉強に使うも子供次第ですから、子供の主体性や自立心を育てることにも繋がるでしょう。 チョークボードペイントの塗装は子供でも簡単にできます。親御さんと一緒にローラーや刷毛で一生懸命に仕上げることで、「自分で塗った!」という達成感を得られるため、自信や意欲を高められます。

まとめ|オーガニックペイントでアートのある子供部屋に!

今回は、アートのある子供部屋にするメリット、子供の絵をアートにする方法をご紹介しました。 アートのある子供部屋にするには、「描いた絵を飾る」方法と「壁や家具に絵を描く」方法の二通りがあります。子供の作品を部屋に飾ることは、感性を豊かにすること、自信を持つことに繋がるため、積極的に実践してみてください。 いきなり内壁塗装のリフォームはハードルが高い…というのであれば、まずは段ボールや小物から試してみるのがおすすめです。狭い範囲から始めてオーガニックペイントの扱いに慣れれば、広い範囲に描いてみたいと思うことでしょう! この記事を参考に、オーガニックペイントでアートのある子供部屋にチャレンジしてくださいね!


WEBライター 原野 光佳(はらの るか)
WEBライターとして、さまざまなジャンルの記事を執筆しています。インテリアデザインやおしゃれな家具・雑貨、色の持つ効果などに関して勉強中です。化粧品や食品などもオーガニックを好んでおり、ユーザー目線でオーガニックペイントの魅力を伝えていきます!

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